未明の街をそろり 近鉄の新型特急「ひのとり」輸送

大阪と名古屋を結ぶ近畿日本鉄道の新型特急「ひのとり」の車両が25日未明、東大阪市の工場から大阪府八尾市の車庫までトレーラーで運ばれた。全長20メートル超の赤い車体が、商業施設や住宅が建ち並ぶ地域の一般道約15キロを約1時間半かけてゆっくりと移動した。
この日運ばれたのは、最初に完成した先頭と2両目の計2両。トレーラー2台に1両ずつ積まれ、午前2時ごろ工場を出発した。今後、性能試験などが行われ、来年3月14日に6両編成でデビューする。
ひのとりは現行の名阪特急「アーバンライナー」の後継で、大阪難波―近鉄名古屋間を約2時間で結ぶ。座席の前後間隔が116センチの「レギュラー」(料金4540円)と130センチの「プレミアム」(5240円)の2種類を用意し、乗り心地の良さをPRしている。【高橋昌紀】