十勝岳で火山性地震増加 気象台が注意喚起

北海道・大雪山系の十勝岳で3日午後1時までの24時間で72回(速報値)の火山性地震が観測された。今年最多で、札幌管区気象台は「噴火の兆候は認められないが、火口付近などに立ち入らないでほしい」と注意喚起している。
気象台によると、1962年の噴火で形成された「62―2火口」付近の浅い場所を震源に小規模な火山性地震が1日以降増加。1~2日、火口付近の隆起も観測した。3日以降は地震が減少傾向にあるため「直ちに噴火する可能性は低い」として噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)を継続している。
十勝岳は24時間監視対象の「常時観測火山」。昨年5月以降、火山活動の活発化を示す現象が観測されている。【源馬のぞみ】