「障害者の立場良くしたい」旭日大綬章の谷垣元財務相 「ポスト安倍」候補へ注文も

自民党の谷垣禎一元財務相(74)は2日、秋の叙勲で旭日大綬章の受章が決まったことを受け、東京都内で記者会見した。党幹事長在任中の2016年7月、自転車事故で頸髄(けいずい)を損傷し車椅子生活を送るが「障害者になってみないと分からないことがある。障害者のポジション(立場)を良くするためにできることをしていきたい」と意欲を見せた。
09年から3年間、野党時代の党総裁を務めたことについて「思い出深いことばかりだ」と振り返った。12年に消費税率を段階的に10%まで引き上げる「税と社会保障の一体改革」で自民、公明、旧民主で3党合意を結んだことを挙げ「紆余(うよ)曲折もあったが形になり、財政健全化への流れができた」と強調した。
谷垣氏は1983年の衆院選で初当選し、17年に政界を引退するまで、法相や自民党幹事長など政府・党の要職を歴任した。安倍政権について「長期政権が続いていることは望ましい」と評価したうえで「長いと飽きが生じる。今後誰がやるにしても、乗り越える努力がいる」と「ポスト安倍」候補へ注文を付けた。【古川宗】