天皇陛下の即位に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14、15日に行われるのを前に、宮内庁は13日、会場となる皇居・東御苑に建設された大嘗宮を報道陣に公開した。
大嘗宮の儀では、陛下が新穀などを、皇室が祖とする天照大神(あまてらすおおみかみ)や神々に供えて自らも食し、国や国民の安寧、五穀豊穣(ほうじょう)を祈られる。大嘗宮は、陛下が儀式に臨む「悠紀殿(ゆきでん)」「主基殿(すきでん)」など約30棟の建物群で構成されている。
宮内庁は、経費削減を図るため敷地面積を前回より約2割縮小し、一部の建物を木造からプレハブに切り替えた。大手ゼネコンの清水建設が9億5700万円で建設工事を受注し、約3カ月かけて10月末にほぼ完成させた。建物は21日~12月8日に外観が一般公開された後、撤去される。
13日は当日の大嘗宮の安泰を祈る神事も行われた。【稲垣衆史、大久保和夫】