今年8月、岐阜県北方町高屋太子の民家に数人組の男が押し入り、自営業の男性（44）らが襲われた事件で、岐阜県警が強盗致傷と住居侵入の容疑で愛知県内在住の20代の男3人を逮捕していたことが14日、捜査関係者への取材で判明した。おおむね容疑を認めているという。ほかに男1人が事件に関わったとみて、県警が行方を追っている。
県警によると、男らは共謀して8月24日午前11時55分ごろ、男性宅に侵入し、バールのような物で男性の頭や腕を殴り、けがをさせたとされる。男性の妻（41）は投げ飛ばされ、中学生の長女（14）にぶつかり、それぞれけがをした。
男らは何も取らず、白いライトバンで逃走した。関係者によると、事件発生の約1時間前、「尾張小牧」ナンバーとみられる白のライトバンが現場近くに停車していたという。【沼田亮】