橋本聖子氏、五輪相に浮上 自民国対は森山氏再任へ

安倍晋三首相が11日に実施する内閣改造・自民党役員人事を巡り、五輪相に橋本聖子前党参院議員会長が浮上した。森山裕党国対委員長の再任も固まった。複数の関係者が6日、明らかにした。首相は同日、日ロ首脳会談などロシア極東ウラジオストクでの一連の日程を終え、帰国した。公明党の山口那津男代表と官邸で会談し、同党の石井啓一国土交通相の処遇に関し意見交換。人事の調整を加速させた。
元五輪選手の橋本氏はスピードスケート、自転車で計7回の五輪に出場。1992年アルベールビル大会スケート1500メートルで銅メダルを獲得。東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事も務めている。