陸自バーベキュー、部下をたき火に投げ込む…陸尉「悪ふざけ」

陸上自衛隊高知駐屯地(高知県香南市)は6日、バーベキュー中に部下をたき火に投げ込み、やけどを負わせたなどとして、30歳代の3等陸尉ら隊員4人の懲戒処分を発表した。7日付で陸尉を停職4か月、3等陸曹(26)を停職60日、隊員2人を減給と戒告とする。陸尉は「悪ふざけだった」と話しているという。
駐屯地によると、陸尉と陸曹は昨年10月、陸尉の自宅で部下らとバーベキューをした際、酔って寝ていた20歳代の陸士長をたき火に投げ込み、2週間のやけどを負わせた。さらに、陸自の調査に対し、「転んでたき火に入った」と口裏を合わせた。隊員2人は報告を怠るなどした。
陸尉と陸曹は7日付で依願退職するという。
高原

敏訓
( としのり ) 連隊長は「今後、更なる服務指導の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントした。