福井・高浜町、業務発注「おおむね適切」=元助役関係2社との契約―関電問題

関西電力幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から金品を受け取っていた問題で、町は22日、森山氏と関わりが深いとされる2社への業務発注に関する特別監査の結果を公表した。おおむね定められた手順を踏んでおり、恣意(しい)的な発注や外部圧力などは確認されなかったとする一方、一部業務で随意契約とした理由が記載されていないなど問題点も指摘された。
監査では、建設会社「吉田開発」と警備会社「オーイング」に対する、書類が残る2000年度以降の538件の支払いについて調査した。
その結果、オーイングへの18件の発注で、随意契約とした理由が書類に記載されていなかったり、根拠が薄弱だったりする不備が確認された。うち2件については、随意契約ではなく競争入札が望ましかったとの意見が付された。
野瀬豊町長は「不備な点などが明らかになり、今後の改善に向けた反省材料にしたい」と述べた。