「忍者ラッピングの術」に名前つけて 三重・上野コミュニティーバスが愛称募集

三重県伊賀市は市中心部を走る上野コミュニティーバスの新しい愛称を募集している。今年4月から専用車両2台のうち1台が忍者がぎっしりのデザインに変わり、来年4月にはもう1台も似たデザインになることから、現在の愛称「しらさぎ」の変更を決めた。応募期間は12月13日まで(郵送の場合は消印有効)。新愛称は来年4月から使われる。
コミュニティーバスは旧上野市の2003年4月から2台で運行が始まった。愛称は公募で決まり、車体にもシラサギが描かれた。旧上野市の「市の鳥」がシラサギだった。
伊賀市は2台のうちの1台を「忍者市」であると分かるデザインにしようと公募し、京都市在住のイラストレーターの作品を採用。もう1台も同じイラストレーターにデザインの一部改変を依頼すると、バスの両側と後部にオレンジ色のサーチライトを当てたデザインの提案があり、市はその採用も決めた。
今回募るのは「忍者発祥の地にふさわしく、親しみやすい愛称」で応募は1人1点。最優秀賞には3000円相当の特産品(IGAMONO認定品)を贈る。
応募は、愛称(漢字には振り仮名をつける)▽愛称の趣旨や意味▽応募者の住所、名前(振り仮名)、年齢、電話番号などを記入して市交通政策課(〒518―8501伊賀市四十九町3184)に郵送するか持参する。持参先は各支所振興課も可。問い合わせは交通政策課(0595・22・9663)。【大西康裕】