イラク特措法に基づき航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)からクウェートに派遣された元3等空曹の池田頼将さんが、現地で負傷して後遺症が残ったとして国に約1億2350万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、名古屋地裁であり、前田
郁勝
( いくまさ ) 裁判長は原告の請求を棄却した。
訴状などによると、池田さんは2006年7月、米軍主催のマラソン大会に参加し、民間会社のバスにはねられたがすぐに帰国できず、航空自衛隊で適切な治療が受けられなかった。公務災害認定は事故から11か月後の07年5月で、国が早く帰国させたり適切な治療を受けさせたりする義務などを怠ったため、後遺症で以前のように勤務できなくなったと主張していた。