性暴力問題で「被害者どっち」…市議会のヤジ、発言者特定を断念

12年前に長崎市の男性部長(故人)から性暴力を受けたとして、報道機関の女性記者が市に損害賠償などを求めた訴訟に絡み、今年7月の市議会で「被害者はどっちか」とのヤジが飛んだ問題で、市議会は26日の各会派団長会議で「証拠がない」として発言者の特定を断念した。
佐藤正洋議長によると、発言が疑われた男性議員の所属会派の代表から「強く否定している」との説明があったという。
発言を巡っては、記者側の弁護団が今月1日、市議会に抗議し、発言者の特定と謝罪を求めていた。議会は近く弁護団に文書で報告する。