福岡県太宰府市の太宰府天満宮で27日、令和になって初めて迎える新年の縁起物の準備が始まった。
縁起物は来年のえと「子(ね)」にちなんだ置物や鈴、開運の矢、鮮やかな色のちりめんのひもを輪にした福むすびなど8種類。置物と鈴はネズミが赤い前掛けをして正座している可愛らしいデザインで、人形師の中村弘峰(ひろみね)さん(33)=福岡市中央区=は「令和となって初の正月で、子はえとの始まりでもあるので気が引き締まります」と話した。
5人のみこが矢に絵馬や梅の飾りを付けたり、福むすびを袋に詰めたりした。初めて作業にあたった中村麻結(まゆ)さん(23)は「すがすがしい気持ちでお参りいただけるよう、ご多幸を祈りながら取り組んでいます」と真剣な表情だった。
作業は12月20日ごろまで続き、約9万個を準備する。三が日の参拝者は九州・山口で最多の200万人以上を見込んでいる。【桑原省爾】