7月の参院選で自民党の河井案里参院議員(広島選挙区)の陣営が車上運動員に法定額を超える日当を支払った疑いがあると週刊文春が報じた問題で、神戸学院大の上脇博之教授らが27日、大阪市内で記者会見し、公職選挙法違反の疑いで案里議員と夫の克行前法相ら3人に対する告発状を広島地検に送付すると発表した。
告発状は、同陣営が7月21日、車上でマイクを握るウグイス嬢と呼ばれる運動員13人に対し、公選法で定められている日当の上限(1万5千円)を超える3万円を支払っていたと主張。選挙運動の収支報告書には、日当1万5千円しか支払っていないと虚偽の報告をしたとしている。
上脇教授は会見で「買収の中でも悪質な事件」と指摘した上で、「自民党も本人も説明しない。言語道断だ」と話した。