福岡県田川市で昨年11月、1歳男児がエアガンで撃たれ大けがをし、その後死亡した事件で、福岡県警が、傷害容疑で逮捕した父親の自営業常慶雅則(24)、母親の無職藍(24)両容疑者=ともに同市伊加利=を、保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕する方針を固めたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
両容疑者は、三男の唯雅ちゃんに十分な食事を与えたり、病院を受診させたりなどの世話をせず放置し、低栄養状態による肺炎で死亡させた疑いが持たれている。
唯雅ちゃんは昨年12月1日、藍容疑者が「息をしていない」と通報し、救急搬送されたが直後に死亡。搬送時、顔など全身の数十カ所に円形のあざがあり、虐待の疑いが発覚した。体重は平均を大きく下回っていた。
唯雅ちゃんにライフル型エアガンでBB弾数十発を発射し大けがをさせたとして今月6日に逮捕された両容疑者は、「2人とも撃っていない」などと否認を続けている。県警は、虐待や日常的な育児放棄(ネグレクト)と死亡との因果関係を含め、事件の全容解明を進める。