小池都知事が中曽根元首相を追悼「人質解放で直接交渉をしていただき存在感を感じた」

東京都の小池百合子知事は、29日に都庁で行われた定例会見で、中曽根康弘元首相の死去を受け、追悼メッセージを述べた。
小池知事は、会見冒頭から「心から哀悼の意を表します。中曽根先生は、戦後最多20回のご当選をされ、非常に大きな功績を残し、外交においてもレーガン元米大統領と緊密な関係を築きあげて、世界でもご活躍された。また、歴史の証人である政治家のお一人が亡くなってしまったことは、悲しい気持ちでいっぱいです」と悼んだ。
会見の中で、中曽根元首相とのエピソードについて聞かれると、湾岸戦争勃発前の1990年、自身が日本アラブ協会事務局長を務めていた時に、イラクによるクウェート侵攻で人質となった邦人の解放に中曽根元首相が尽力したことを挙げた。小池知事は「人質解放の交渉をより現実のものにするために中曽根元首相にお声掛けをし、直接交渉をしていただき、100名近くの日本人が解放された。中曽根元首相の存在感を改めて感じました。その後もいろいろとお話をする機会もあり、大変お世話になりました。改めて謹んで哀悼の意を表します」と話した。