群馬県庁に動画スタジオ 山本一太知事「魅力を内外にアピール」

群馬県の山本一太知事は28日までに、県庁32階に約1億2000万円をかけて新設する「動画スタジオ」について、自身のブログで活用策や設置後の目標などを公表した。県政情報発信などのほか、自身が参院議員時代に始めた個人のネット番組の放送や、災害情報発信などに利用し、目標としては世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の2021年エクセレンス認証を獲得することなどを挙げた。【鈴木敦子】
ブログでは、動画スタジオの設置理由を、これまで山本氏が述べてきた通り「群馬県の魅力を内外にアピールし、認知度と存在感を高めること」と強調。活用方法として、新たに、山本氏個人のインターネット番組「直滑降ストリーム」の週1回程度の配信や、災害時に被災地の映像を流す構想なども紹介した。
山本氏が11年から自民党本部内のスタジオなどを拠点に配信してきた同番組。党幹部や閣僚のほか、有識者らと山本氏が対談するのが主な内容。知事就任後の8月には菅義偉官房長官も出演した。今後も閣僚や他県の知事らを招くというが、同番組は参院議員時代のもので、県費を使った動画スタジオでそのまま継続して行えるのか議論となりそうだ。
スタジオ運営は民間業者委託などはせず、県職員が担い、今後、動画配信や放送関連の民間企業への出向、または人事交流も想定するという。
さらに外部委託した場合の動画生配信は1回30万円、動画制作が1本10万~40万円と試算し、「投資に見合った効果を生み出せると確信している」とした。スタジオ新設とともに番組の公開放送や臨時カフェの設置などを通して、県庁32階の活性化も目指すという。
主な活用方法
・県政情報発信、観光地や特産品のPR
・知事とゲストによる対談
・県民や企業の紹介
・音楽ライブの公開放送
主な目標
・都道府県運営の動画配信サイトの中で動画掲載本数、総再生回数でトップに立つ
・世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で2021年に「エクセレンス認証」獲得
・県庁32階(展望フロア)の2020年度来場者40万人
(山本氏の個人ブログより一部抜粋)