神奈川県南足柄市で心肺停止の男性を搬送中だった救急隊が出動先に救急バッグを置き忘れたため、薬剤を投与できなかったことが分かりました。
8日午後2時50分ごろ、小田原市消防本部の足柄消防署に所属する救急隊が心肺停止の男性(79)を搬送する際、現場に薬剤が入ったバッグを置き忘れました。小田原市消防によりますと、救急隊は救急車で移動中に病院にいる医師から薬剤を投与するよう指示を受けましたが、できなかったということです。男性は搬送先の病院に到着してから約1時間半後に死亡が確認されました。男性を治療した医師によりますと、薬剤の投与ができなかったことと死亡との因果関係は分からないということです。小田原市消防本部は「やってはならないことですので、今後は対策を取っていきたい」と話しています。