仙台市は、青葉区熊ケ根にある水道水源「青下水源地」の水源涵養(かんよう)林の保全・育成を行う「青下の杜(もり)プロジェクト」を来年度からスタートさせる。活動計画を募集し、優れた計画を提案した企業・団体を選定。八つの企業・団体が年間30万円以上の寄付金を拠出し、森林保全に役立てるほか、8区画の活動エリアで森林保全体験などをする。応募は20日まで。【吉田勝】
青下水源地の水源涵養林は、広瀬川の支流「青下川」の中・上流域の山林約86ヘクタールで、市が保有する。市水道局は水源保全活動を行っているが、この取り組みを推進するため、民間の企業・団体と協力して新プロジェクトを開始することにした。
涵養林の保全のため、企業・団体に年間30万円以上を拠出してもらう一方、企業・団体は市水道記念館近くの散策路付近の1万3140平方メートル分の活動エリア8区画でそれぞれ植樹や間伐などの活動をする。1区画の面積は560~3000平方メートル。応募企業・団体の本社や本拠地の所在地、業種などは問わない。
活動期間は来年4月から3年以上。選定された企業・団体はそれぞれ独自に「○○の杜」などの愛称を区画に付け、広報活動に活用できる。一方、市は協定期間中、ホームページや広報紙などで協力企業・団体の名称や活動内容などについてPRする。また、協力企業・団体が森林保全作業体験などを行う場合、技術支援や用具の貸し出しなどの支援もする。
市は20日の応募締め切り後、各企業・団体から提案された活動内容や寄付金額などについて審査し選定する。協定を締結した後、選ばれた企業・団体は具体的な活動計画を提出し、来年4月から活動を開始する。問い合わせは仙台市水道局企画財務課(022・304・0010)へ。