19歳、元同級生を殺害目的か…包丁所持で現行犯逮捕

元同級生を殺害する目的で包丁を所持したとして、警視庁巣鴨署は10日、東京都豊島区の専門学校生の少年(19)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕し、殺人予備容疑で東京地検に追送検したと発表した。
逮捕は1日で、追送検は9日。
巣鴨署幹部によると、少年は9月1日午前8時45分頃、豊島区の商業施設「サンシャインシティ」で、待ち合わせをしていた中学時代の同級生の男性2人を殺害するため、包丁2本を所持した疑い。柱の陰に潜んで包丁を持っているのに気付いた通行人が110番し、駆けつけた警察官が取り押さえた。
調べに対し、少年は容疑を認め、「殺すしかないと思った」と供述。遊び仲間だった男性らとトラブルになり、先月中旬に量販店で包丁を購入したという。