男性教諭から罵声を浴びせられるなどし、抑うつ状態に陥って登校できなくなったとして、京都府八幡市の市立中学2年の男子生徒が市を相手取り、約280万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴したことがわかった。
提訴は11月27日。
訴状などによると、男子生徒は7月4日、校内で起こしたトラブルを巡り、生徒指導の男性教諭から別室に呼び出された。教諭からは、謝罪をせずに逃げたなどと怒られ、「ニュースで、逃走犯出てるの知ってんのか、お前。一緒やで、やってること」「立てや。立って話しせえ」などと顔を近づけて罵倒された。肩をわしづかみにされたり、椅子を壁に投げつけられたりした。生徒が泣いたため、叱責(しっせき)は数分で終わったが、指導は約50分間に及んだ。
生徒は数日後に「先生が怖い」と言って学校を休み、心療内科で不安抑うつ状態と診断された。現在も登校できていない。学校側は叱責の1週間後、校長が両親に謝罪した。
市教育委員会は「係争中のため、コメントは差し控える」としている。