山形県川西町出身の作家・劇作家、故井上ひさしさん(1934~2010年)の没後10年に合わせ、同町上小松の遅筆堂文庫などゆかりのある県内外の6館が20年にかけて、井上さんの活動を顕彰する展示会を開く。14日からスタンプラリーも開催する。3館以上を回ると井上さんが特注した原稿用紙、全館を制覇すると、井上さんがサイン代わりとした手書きの「ひ」の字が入った、和紙職人・宮本重男氏の手すき和紙が送られる。【佐藤良一】
遅筆堂文庫は20年2月2日まで「井上ひさしと『面白半分』」を開催中で、同4月以降も12月下旬まで企画展を開く。仙台文学館(仙台市)は今月14日~20年4月5日▽吉野作造記念館(宮城県大崎市)は今月14日~20年12月27日▽鎌倉文学館(神奈川県鎌倉市)は20年4月18日~同7月5日▽市川市文学ミュージアム(千葉県市川市)は同7月18日~9月6日▽世田谷文学館(東京都世田谷区)は同10月10日~12月6日――にそれぞれ展示を予定している。
井上さんの妻、ユリさんは「井上作品に親しんでもらい、より深く知る機会にしていただきたい」とコメントした。
問い合わせは遅筆堂文庫(0238・46・3311)。