MDMA1万錠密輸=英国籍男を起訴―千葉地検

合成麻薬MDMA約1万錠をスーツケースに隠し密輸しようとしたとして、千葉地検は13日、麻薬取締法と関税法違反の罪で、英国籍のイヤン・マイケル・コーマン容疑者(68)を起訴した。認否は明らかにしていない。
起訴状によると、コーマン容疑者は11月24日、MDMA約1万錠とその破片(計約4000万円相当)をスーツケースに入れて成田空港に持ち込み密輸しようとしたとされる。
東京税関成田税関支署によると、コーマン容疑者は英国からオランダ、ドイツを経由し成田空港に到着。「オランダでナイジェリア人からスーツケースを受け取った」と話しているという。