愛知県警一宮署で取り調べ中に逃走を図ったとして加重逃走未遂罪などで起訴され、その後に保釈された被告の男が所在不明になっていることが、関係者への取材でわかった。
男は名古屋地裁一宮支部が2度にわたって指定した判決期日に出頭せず、地裁支部は保釈を取り消したが、11月以降に海外へ逃亡した可能性が高いという。名古屋地検が男の行方を捜している。
男は岐阜県羽島市、工員松川歳雄被告(68)。松川被告は、愛知県一宮市内の寺からタイヤを盗んだなどとして、窃盗容疑などで逮捕された(後に窃盗罪などで起訴)。また、逮捕直後の取り調べ中に同署から逃走を図り、催涙スプレーを噴射、署員2人にけがを負わせたとして、加重逃走未遂罪などで追起訴された。
関係者によると、その数日後に地裁支部が保釈を決定。検察側が「逃亡の恐れがある」として準抗告したが、退けられたという。