取り調べ中に逃走を図ったとして、窃盗や加重逃走未遂などの罪に問われた被告の男が、保釈後に所在不明となっていることが20日、分かった。名古屋地検は国外に逃亡した疑いもあるとみて、行方を追っている。
男は岐阜県羽島市の工員松川歳雄被告(68)。起訴状などによると、今年3月に愛知県一宮市の寺院からタイヤを盗んだとして逮捕、起訴された。県警一宮署で取り調べ中、隠し持っていた催涙スプレーを署員に噴射し逃げようとしたとして、加重逃走未遂罪などで追起訴された。
その後、名古屋地裁一宮支部が保釈を認め、公判は11月に結審。松川被告は今月5日と19日、2度設定された判決期日にいずれも出廷せず、所在が分からなくなった。
名古屋地検の築雅子次席検事の話 被告の収容に向けて対応中である。