年末のデスク整理に最適 「地味だけどすごい」オフィスグッズ5選

年末年始は何かと忙しく、オフィスやデスクも散らかりがちになる。作業スペースが広がれば仕事もスムーズに進められるので、今のうちに片付けを進めて仕事しやすい環境で新年を迎えたいところだ。とはいえ、断捨離のしすぎも考えものだ。片付けすぎた結果、いつも使っていた文具の場所が分からなくなったり、必要なものをうっかり捨ててしまったりすることもある。

そこでこの記事では、1つ買い足すだけでオフィスの整理に役立つグッズや、“リプレイス”することで仕事がはかどる文具を紹介する。世の中には、見た目は地味で見つけにくいが、使ってみると驚くほど便利な製品も多いのだ。

何かと便利な「紙自着テープ」
まずは、小林の「紙自着テープ」。パッと見はマスキングテープのようだが、裏面は粘着テープではなく、うっすら「何かが塗ってあるな」というのが分かる状態。このテープ自体は何かにくっつくわけではないが、テープの裏面同士を押さえつけると、そこがくっつくようになっている。例えば、デスクに置きっぱなしのUSBケーブルなどを、このテープでくるっと巻いて、テープの裏面同士を指で押さえれば、それでケーブルを束ねられるというわけだ。

しかも、このテープ自体は紙だから、結束バンドと違って、外そうと思えば簡単に指で破ることができる。ボールペンやサインペンで字も書けるので、「××用ケーブル」などと書いて巻いておけば、何のケーブルだったか迷うこともない。ポスターを丸めて留めるのに使えば、ポスターを傷めることなく丸めた状態をキープできる。

小物をまとめるものはいろいろあるが、輪ゴムは劣化もはやく、巻いたものにくっついてしまうこともある。粘着テープは便利だが、ケーブルの結束などには不向きだ。かといって市販の結束バンドはコストもかさむ……。それに対し、紙自着テープならデスクにひと巻き常備しておくだけで、幅広く対応できるのだ。

定番の「付箋」をより便利に
続いて紹介するのは、付箋の代名詞であるスリーエム(3M)の「ポスト・イット」。特に、素早く1枚だけ付箋を引き出せるディスペンサー付きのポスト・イットは、デスクに欠かせない定番文具だが、これが意外に場所を取る。持ち歩くにも、ちょっと大きくて重い。そこでおすすめなのが「ポスト・イット 強粘着ふせん/ノートポータブルシリーズポップアップタイプディスペンサー付き」だ。

このディスペンサーは従来のモノに比べて格段に薄く、同梱の両面テープで普段使っているノートPCの蓋などに貼り付けられるようになっている。

手帳やノートなどに貼り付けて使うディスペンサーは今までもあったが、書類の目印代わりに使うような、細くて小さい付箋用の製品ばかりで、この製品のような、いわゆる標準タイプ――ある程度大きさがあり、メモが書ける紙の付箋用の製品はほとんどなかった。これがあれば、デスクの上でも場所を取らず、外出先にもPCと一緒に付箋を持ち歩けるため、何かと便利だ。

ディスペンサーは白と黒の2色、詰め替え用の付箋は色とサイズの組み合わせを変えた12種類をラインアップ。自分が使いたい付箋をセットすることが可能だ。付箋は強粘着タイプで、バラバラになりにくくはがれにくいため、伝言メモなどを貼り付けて使う際にも安心だ。

書類整理も「ファイル」を変えて効率化
続いてはファイリング製品を紹介する。リヒトラブの「AQUA DROPs ドキュメントファイル」は、その名の通り、いわゆる「ドキュメントファイル」だ。

ドキュメントファイルというと、蛇腹がついたファイルに見出し用のインデックスがついたタイプをよく見かけると思う。書類を項目別にファイルするあれだ。この製品も機能は同じだが、仕切りだけを残して蛇腹を取っ払ったことで、従来のドキュメントファイルよりも圧倒的にコンパクトになっている。

仕切りのあるページに書類を挟むだけで、分類・整理することができ、ゴムバンドで全体を留めるため、横から書類が抜け落ちることもない。上部は折れ曲がるようになっていて、ゴムバンドをしたままでも中の書類の出し入れが可能だ。そのあたりの使い勝手の良さは、蛇腹のある製品と変わらない。

それに加えて、蛇腹の制約が無くなった分、クリアファイルに入れたまま書類を挟んだり、小冊子を入れることも可能になった。また、どのページも大きく開くことができるので、書類の出し入れがとても楽で、分類したい仕切りを間違えることもない。使ってみるとよく分かるが、ドキュメントファイルとしてとても使いやすくなっているため、いっそ全部これに変えてしまってもいいくらいだと思う。

この3つを使えば、多くのオフィスでかなり仕事がしやすくなると思うが、オマケとしてさらに2つのアイテムを紹介しておく。どちらかというと使う人を選ぶアイテムなので、自分に必要かどうかを見極めて導入してほしい。

オマケの1つ目はキングジムの小型タイマー「リミッツ」。99日の長期計測ができるのが特徴だ。資料のファイルにこのタイマーを挟んでおけば、常に締め切りまであと何日か表示されるわけだ。逆に、いま抱えている案件を始めてから何日たったかを表示することもできる。

このリミッツ、良くできていると思ったのは、クリップの向きを変えられるため、上にも下にも挟めること。ファイルの上にリミッツを挟んでもいいし、リミッツの上にメモを挟んでもいい。さらにマグネットも付いているから、仕掛けたい場所を選ばない。価格も安くコンパクトなので、複数個用意しておけば、並行する仕事の締め切りや、オフィスに常備しているおやつの賞味期限を忘れることもなくなるだろう。モチベーションの維持にも使える。

もう1つのオマケは、キングジムの「ツール整理ブロック かたづけマス」。整理整頓好きな人向けの商品だが、うまく使えばデスクがものすごく機能的になる。

引き出しの中を整理するためのツールなのだが、マス目のあるシートと立方体のブロックを組み合わせることで、自分が使っている道具類に合わせて専用の置き場所を作れるようになっている。

昔からカメラバッグや道具箱などで、スポンジやウレタンフォームを切って専用の仕切りがあるバッグに仕上げる製品はあるが、あれは慣れないとなかなか難しい。切るのに失敗したら、買い直してまた最初からやり直しだ。その点、かたづけマスは、ブロックを並べて仕切りを作るため、何度でも試行錯誤できるし、使う道具が変わっても対応できる。仕切りをうまく作れば、使いやすいだけでなく、見た目も格好いいデスクになる。

そこまでする必要があるかどうかは使う人次第だが、興味がある人は、大掃除を期に導入してみるのも面白いだろう。