来年4月に岐阜県内を走る東京五輪・パラリンピックの聖火ランナーに、タレントのみやぞんさんが選ばれたことに関し、疑問の声が上がっている。「岐阜へのゆかりが感じられない」などの問い合わせが、19日午後4時までに17件寄せられているという。
県によると、みやぞんさんは大垣市の推薦で選定された。大垣市は、松尾芭蕉が紀行を終えた「奥の細道」結びの地。みやぞんさんの出身地である東京都足立区は、奥の細道の出発地の一つとされていることが理由。市は推薦文に「スポーツに携わっている」「明るいイメージ」と記し、県実行委員会の審議で「芭蕉つながり」を説明したという。大垣市の小川敏市長は「奥の細道を県内外で広くPRできることを期待し、推薦した。ぜひ大垣市で走ってほしい」とのコメントを発表した。
ただ、ランナー公表後、県民からは「なぜ選ばれたのか」「岐阜とのゆかりが感じられない、少ない」などの指摘が県に寄せられているという。県は「大垣市の思いを、できるだけ尊重したい」として、変更の予定はないとしている。みやぞんさんの所属事務所からは、辞退する意向は示されていないという。【岡正勝】