袋からのぞいたり飛び出したり カンガルー赤ちゃん2頭誕生 滋賀農業公園ブルーメの丘

滋賀県日野町の「滋賀農業公園ブルーメの丘」でハイイロカンガルー(オオカンガルー)の赤ちゃん2頭が相次いで生まれ、入園者の人気を集めている。母親の袋から顔を出したり、袋の外へ飛び出したりするなど、元気いっぱい。2頭とも性別はまだ不明で、同園は性別が分かり次第、名前を募集する予定。
ハイイロカンガルーはカンガルー科カンガルー属で、オーストラリア大陸を中心に群れで生息する。カンガルーの仲間ではアカカンガルーと共に最大で、約8メートルジャンプできる跳躍力を持つという。
同園では5頭飼育されていたが、雌のラズベリー(3歳)とスモモ(3歳)が、相次いで赤ちゃんを生んだ。赤ちゃんの誕生は2018年3月のスモモの子、モモタロウ(雄、1歳)以来、3回目。動物園などでは一般的に、赤ちゃんが袋から初めて顔を出した日を誕生日にしており、ラズベリーの子は10月8日、スモモの子は11月4日となった。
藤田知佳飼育員(31)によると、2頭の生育は順調で、現在の体長は20~30センチほど。寒い時期とあってほとんど袋の中にいるが、時折顔を出したり、外に飛び出したりしている。袋の外へと完全に出るまでには7、8カ月かかるという。
京都市西京区から訪れた瀬戸弥生さん(58)は「袋から出たり、入って顔を出したりしているところも見られて感激した。赤ちゃんは初めて見たけれど、かわいいですね」と笑顔を見せた。
平日の午後1~3時と、土・日曜と祝日の正午~午後3時半には、カンガルーの柵の中に入ったり、200円で餌やりをしたりすることもできる。開園時間内(午前10時~午後5時)であれば、柵の外から無料(別途入園料が必要)で見学できる。年末年始は水・木曜と12月31日、元日が休み。入園料は中学生以上1000円、4歳~小学生600円。問い合わせは同園(0748・52・2611)。【蓮見新也】