東京都東村山市の民家で昨年12月、住人の高齢者夫婦が手足を縛られ現金約470万円を奪われた事件で、警視庁捜査1課は9日、強盗致傷容疑などで、いずれも職業不詳の京都市中京区西ノ京左馬寮町、小野正太郎(22)、東京都墨田区東駒形、渡井恭仁(33)両容疑者を逮捕した。2人とも容疑を認めているという。
同課などによると、事件の1週間ほど前に警察官をかたり、家に現金があるか確認する「アポ電」と呼ばれる不審な電話がかかってきて、被害男性が「多額の現金がある」と答えていたという。同課は、アポ電と小野容疑者らとの関係を調べる。