保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の妻キャロル・ナハス容疑者(53)=偽証容疑で逮捕状=について、日本の捜査当局が、国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配を要請したことが関係者への取材で判明した。
東京地検は、キャロル容疑者が前会長の事件に絡んで証拠隠滅を図ったとみている。キャロル容疑者は前会長とともにレバノンにおり、逮捕される可能性は低い。ただ、手配されれば前会長夫妻はレバノンからの出国が制約されるとみられる。
一方、前会長が保釈中に弁護士事務所で使っていたパソコンについて、東京地裁は10日、弁護団に提出を求める職権発動はしないとした。弁護団が押収を拒否できる権利を行使して地検へのパソコンの引き渡しを拒んだため、地検が地裁に職権発動を促していた。【遠山和宏、志村一也】