同僚女性の下着を盗んだなどとして、窃盗と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた元愛媛県警巡査部長で松山市、無職の井上隆被告(45)の判決公判が7日、松山地裁であった。楠真由子裁判官は懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。
楠裁判官は「当時警察官として被害者の苦痛を熟知していながら、犯行に及んだ意思決定は強い非難に値する」と指摘。性的嗜好(しこう)などの問題改善のために専門病院への通院を準備していることから刑の執行を猶予したが、「性的問題性は非常に根深い」として保護観察を付けた。
判決によると、井上被告は2013年5月と14年2月、同県西条市の同僚女性宅のベランダに侵入して下着計3枚を盗んだほか、19年6月、児童ポルノの動画などを自宅のパソコンで所持した。【遠藤龍】