車のナンバープレートで絶対に「使ってはいけない」4つの平仮名 知らないと意外に困る

2016年12月、国土交通省が翌年から車のナンバープレートにアルファベットの導入を決定したことを発表し、話題となった。
アルファベット導入の理由は単純だ。手数料を払えば4桁の番号を好きな数字にできる「希望ナンバー制」(’98年に導入)で、人気が集中している一部の番号を使い果たしたからだ。
「1234」や「8888」、「2525」、「4649」などのナンバーを見たことがある人も多いだろう。
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数字だけではない。ナンバープレート中央の数字の左横にある「平仮名」にもニュースやルールがある。
そもそも、この平仮名は、その車が事業用かそうでないかを見分けるための区分だ。たとえば、「わ」の表示がレンタカーを意味していることはよく知られている話だ。

2015年に、沖縄では「れ」の表示もレンタカーに使用されることが決まった。沖縄には鉄道がないため、移動手段は車が中心。しかも観光客が多い沖縄ではレンタカー台数が多く、「わ」ナンバーだけでは足りなくなってしまったのだ。
足りなくなる平仮名もあれば、絶対に使われない平仮名も4文字ある。
実は、平仮名46文字のうち「お」「し」「へ」「ん」の使用は禁止されているのだ。
「お」は「あ」、「す」、「む」との読み誤りを避けるためだ。「お」の代用には「を」を用いる。
「し」は音が「死」を連想させるので、縁起が悪いからだ。かつ、似た字形の「も」との読み誤りを避けるためとも言われている。
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では、「へ」はなぜなのか。これは排気ガスやオナラを連想させるからだというから面白い。
最後の「ん」。これは簡単で、他の平仮名と比べて発音が難しいからだ。

ルールは他にもある。普通車なら「あいうえかきくけこを」の10文字はタクシーなど事業用の車しか使えないし、「EHKMTYよ」の7文字は、駐留軍人など軍関係者の車のみ許されている。
地域によっては、平仮名の書体も違うので確かめてみてほしい。(水)

『週刊現代』2020年2月1・8日号より