クジラ追い込み漁期間、ドローン禁止 海岸沿い撮影で落下も 和歌山・太地町

和歌山県太地町は1日、小型のクジラやイルカを捕獲する追い込み漁が行われる期間(9~4月)に、入り江上空で小型無人機「ドローン」を飛ばすことを禁止する条例を施行する。漁業者の安全を守るためで、違反者は区域外に退去させる。
追い込み漁を巡っては、反捕鯨団体などが抗議活動をしており、漁を撮影していたドローンが海岸沿いに落下したこともあった。太地町漁協などが対策を町に要望していた。
条例では畠尻湾と湾から50メートル以内の場所で、ドローンを飛ばすことを禁止する。3月の町議会で条例案が可決された。規制について説明する日本語と英語の看板を湾周辺2カ所に設置する。
町の担当者は「施行後の実態を踏まえ、罰則が必要かなど検討していきたい」と話している。【最上聡】