長崎のクルーズ船、感染拡大懸念 乗員「家に帰りたい」

長崎市香焼町に停泊中のクルーズ船「コスタアトランチカ」(イタリア籍)で乗組員1人の新型コロナ感染が判明したことを受け、船内に残る別の乗組員1人が21日、感染拡大を懸念し「家に帰りたい」と不安を漏らした。共同通信の取材に語った。
取材に応じたフィリピン出身の20代乗組員によると、20日夕方ごろ、感染者が出たことを船長のアナウンスで知った。頭をよぎったのは「もし他に陽性者が出たら…」との思いだった。
乗組員たちは、2人一組で普段使っている部屋から換気ができる客室に移動し、客室間の移動は禁じられたという。県によると、乗組員は623人で、乗客はいない。