前橋市が1億7700万円求めNTT東提訴 児童ら4万8000人の情報流出

前橋市教育委員会のインターネットシステムが2018年3月に外部から不正アクセスを受けて児童や生徒ら約4万8000人分の個人情報が流出したとみられる問題で、市は21日までに、システム管理など委託先のNTT東日本(東京都新宿区)に約1億7700万円の損害賠償を求め前橋地裁に提訴した。第1回口頭弁論は6月19日を予定している。
訴状などによると、市は同社と15年5月、市教委と市立小中学校などを結ぶ情報通信ネットワーク「MENET」の構築などに関する契約を締結。18年3月、外部からの不正アクセスで、12~17年度に市立の幼稚園、小中学校、特別支援学校に在籍した児童・生徒の個人情報4万7839人分のデータが流出した可能性があると発覚した。市は同社がシステムを適切に管理する義務を怠ったと主張している。
前橋市教委は「裁判を通して責任の所在を明らかにしたい」とコメントした。【菊池陽南子】