コロナ詐欺で1400万円被害 東京の70代女性

警視庁南千住署は28日、東京都荒川区の70代女性が兄を装った男から電話で「コロナ関係の仕事をしていて書類をなくした。お金を出さないといけない」と言われ、現金計1420万円をだまし取られたと発表した。詐欺容疑で調べている。
同署によると、女性宅に23日、兄を名乗る男から「書類をなくしOBにお金を用立ててもらっている。信用できる男を行かせるから渡してほしい」などとうその電話があった。女性は23~27日、自宅付近の路上で複数回、30代ぐらいでグレーのジャージーを着た男に現金を渡したという。その後、兄から電話があって被害が発覚した。