大阪府の吉村洋文知事(44)が21日、ABCテレビの情報番組「キャスト」にリモート出演した。緊急事態宣言の解除を目前に控えて「クラスターが発生した施設は29日まで慎重な判断が必要。ガイドラインと感染対策を整えていただきたい」とお願いした。一方で、23日午前0時にはクラスターが発生していない大型の遊園地や遊興施設の休業要請解除を明言。「ガイドラインを守ってもらいながら社会活動を取り戻すことが大事。段階的におそるおそる解除していく」と話した。
21日夜に行われる本部会議で業種ごとに細かく判断。飲食店については時間の制限を解除するとした。「府民にお願いしたいことは、お店に行くことの自粛は言いません。マスクをつける、人との距離をあけるなどの感染症対策の意識を持って、社会経済を動かしてほしい」と話した。今後、1店舗でクラスターが発生した場合は、その状況に合わせて当該店舗のみ休業か、業種全体に休業要請をかけるかを判断するという。
大阪府の観光復活に関しては「我々が内需を増やしていかないといけない。大阪が魅力的だと海外から来ます。これまで中国、韓国の特定エリアからが多かったが、いろんなエリアから広くとっていかないといけない」と、まずは大阪府内の経済活動復活を一番にあげた。また、スピード重視で様々な施策を進める吉村知事だが、安倍政権に対しては「いろんなものを抱えすぎている。現場に責任を持たせて、後方支援はするという思想に変えていかないと。でも、批判もあるが、死亡率を考えるとオールジャパンの対策はどこの世界にも負けていない優れたものと思っている」と話した。