昨年7月の参院選でウグイス嬢と呼ばれる車上運動員に法定上限を超える報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)罪に問われた自民党の河井案里参院議員=広島選挙区=の公設第2秘書立道浩被告(54)の第3回公判が26日、広島地裁(冨田敦史裁判長)であり、同被告は違法な報酬額の決定には関与していないと改めて主張した。
6月9日の次回公判で、検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論が行われ、結審する予定。
立道被告は、弁護人から法定上限の1日当たり1万5000円に対し3万円の報酬を決定した過程に関与したか尋ねられ、「いいえ」と述べた。一方、検察官の質問には、遊説の行程表作成やウグイス嬢が話す内容を夫の河井克行前法相が指示したと答えた。また、2012年の克行氏の衆院選を手伝った際、ウグイス嬢から「3万円の報酬をもらっていると聞いた」と語った。
[時事通信社]