札幌タクシー暴行弁護士 今度は北海道財務局職員に非道な暴言

3年前にタクシーで大暴れし車内を壊した札幌市の杉山央弁護士(40)が、北海道財務局の職員に「鬼籍に入らないことを祈る」と脅迫的な暴言を吐いていた。森友学園事件で財務省近畿財務局の職員が自殺したことに触れての面罵だから、なおタチが悪い。

杉山弁護士は2018年10月1日、仮想通貨を購入した顧客から依頼を受け、北海道財務局の職員4人に資金決済法違反で告発した企業の違法性を調べて、監督を行うよう求めた。その席で職員から「仮想通貨には当たらない」と言われ、逆上。声を荒らげ、自身が2017年に起こした暴行事件を持ち出し、「先日の事件をご存じかとは思うが、この一件でその筋のやからともつながりができた」と、反社会的勢力がバックにいることをにおわせたという。

「暴行事件はタクシー会社がドライブレコーダーを公開し、メディアで大きく報じられた。動画には杉山弁護士が『なめんなよ、てめえ、ふざけるな』と怒鳴りながら後部座席から運転席を10回以上蹴り続け、割れたアクリル板が運転手の頭を直撃する場面が写っていた。杉山弁護士は『こんなカスに金ないわ』と捨てゼリフを残し、料金990円を支払わずに車を降り、振り向きざまにタクシーめがけてスマホを投げつけた。運転手は『怖かった』と怯え、タクシー会社は『暴力は絶対にいけない。しかるべき処分を望みます』と怒り心頭だった。修理代など損害は14万7000円でした」(地元記者)

杉山弁護士は同年12月、暴行と器物損壊の罪で略式起訴され罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。札幌弁護士会は18年5月18日、杉山弁護士を業務停止1カ月の懲戒処分としたが、それから5カ月も経たないうちにこの狼藉である。

「父親は公認会計士で地元財界の大物です。民放局の監査役もしていました。本人は札幌市の進学校から北大に進み、同大大学院1年の時に司法試験に合格。自らクラウドファンディングの会社を立ち上げ、代表に就くなど、とにかくビジネスに熱心で、経営コンサルタントのようでした。ただ、昔から自分の意見が通らないと、大声を上げて押し通そうとするところがあった」(地元関係者)

暴行事件の際は全国からタクシー会社に「あの弁護士は絶対に許しちゃいけない」といった声が寄せられたという。札幌弁護士会は25日、杉山弁護士を業務停止3カ月の懲戒処分とした。目的達成のためなら、こんな卑劣な手段まで使う弁護士を、またもこんな大甘処分で済ましていいのか。