京都アニメーション放火殺人事件で、青葉真司容疑者(42)の弁護人は3日、勾留理由の開示を京都地裁に請求したことを明らかにした。2日付。原則として請求から5日以内に公開の法廷で理由が開示される。
青葉容疑者は事件で大やけどを負い、現在も自力で起き上がることができない状態で、逮捕後の取り調べもベッドに寝たままで行われている。
刑事訴訟法などでは、逮捕や勾留の条件として、逃亡や証拠隠滅の恐れがあることを挙げており、弁護側は「勾留の必要性がない」と主張。5月28日には勾留の取り消しを求めて準抗告を申し立てたが、地裁は翌29日に棄却している。