「感染ゼロ」の岩手、わんこそばに県外客続々…社会的距離守りかけ声は控えめ

「どんどん」「じゃんじゃん」――。全都道府県をまたいだ移動が可能になって初の週末を迎えた20日、岩手県盛岡市中心部の老舗そば店「

東家
( あずまや ) 」では、県外からの観光客らが19日に再開されたばかりの岩手名物「わんこそば」を、「社会的距離」を意識した新たな様式で楽しんだ。
千葉県八千代市から家族4人で訪れた会社役員(45)は午前11時の開店とほぼ同時に入店。移動自粛が解けたらすぐに行こうと2週間前から計画していたといい、「最初は九州旅行を考えたが、飛行機での移動は『密』が心配なので、自家用車で行くことができる盛岡に決めました」と話していた。
新型コロナウイルスの「感染ゼロ」が続く岩手県だが、わんこそばを楽しむ人の大半は県外からの客。そのため、同店では4月初旬、売り上げの6割を占める名物の提供を休止した。
再開にあたり、「客の住所や連絡先を記録」「横並びで距離を離して給仕」などの感染防止の指針を県内の同業6店と作成。この日は指針に従い、かけ声を控えめにした給仕が、通常より距離を保った客の差し出した


( わん ) に一口分のそばをせっせと投げ入れていた。