西村経済再生相は23日の記者会見で、ノーベル賞受賞者の山中伸弥・京都大教授ら4人による有識者委員会を新設し、一連の新型コロナウイルス対策を専門的に検証すると発表した。スーパーコンピューターの世界ランキングで1位となった「
富岳
( ふがく ) 」も活用する。
委員には山中氏のほか、黒川清・政策研究大学院大名誉教授、安西祐一郎・元慶大塾長、永井良三・自治医科大学長を選んだ。
黒川氏を委員長に、数理モデルを用いた人と人との接触削減や事業者への休業要請、クラスター(感染集団)対応などについて検証し、感染の第2波に備える。
西村氏は「国際的なネットワークを持った知名度のある方ばかりなので、大所高所から意見をいただきたい」と述べた。安倍首相が感染収束後に行うとしている政府対応の検証とは別で、効果を分析するものにとどまるという。
また、富岳や人工知能(AI)を使って飛まつの動きによる感染を予測、分析する検討会も新たに設け、24日に初会合を開く。