大阪府警富田林署から逃げ、窃盗などを繰り返したとして、加重逃走などの罪に問われた樋田淳也被告(32)の公判が23日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)であり、検察側が懲役18年を求刑して結審した。判決は7月3日。
検察側は「犯行は悪質で被告は反省していない。刑事責任は重大だ」と指摘。弁護側は「計画的に逃走したわけではない」などと情状酌量を求めた。樋田被告は「被害を弁済し、二度と犯罪をしない生活を送る」と述べた。
樋田被告は2018年8月、富田林署で勾留中に面会室の仕切り板を壊して逃走。加重逃走の他、窃盗や強制性交等など計21件で起訴された。堺支部は20年5月、このうち18件について有罪か無罪かを判断する「部分判決」で、17件を有罪とした。逃走前の強盗致傷など3件は裁判員裁判で審理していた。【高田房二郎】