新型コロナ禍で異例の全国遊説なしの自民党総裁選(8日告示、14日投開票)が展開される中、石破茂元幹事長(63)の陣営は6日、任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)を活用し、有権者との交流を図る方針を明らかにした。しかし、インターネット上で「政治に利用していいのか」と疑義が続出。任天堂側への確認後、一転して中止すると明らかにした。
同陣営はこの日昼に公式サイトでゲームの舞台となる無人島を「じみん島」と命名し、石破氏をモチーフにしたキャラクター「いしばちゃん」が、虫取りや魚釣りを試みる様子を動画などで公開。告示日の8日からの開始予定とし、島内に貼るポスターをツイッターでも配布するとしていた。
「あつ森」は米大統領選の民主党バイデン候補も利用しているが、陣営は「日米で利用規約が異なると判明したので、いったん停止にします」と説明した。思わぬトラブルで有権者らと「あつまれない」状況になったが、石破氏は同ゲームについて「やってみるとめちゃめちゃ面白い」と絶賛。「あらゆる手段で政治に対する関心をつなぎ留めるべき」と力説した。