四国水族館(香川県宇多津町浜一番丁)で27日、ペンギンが館内を歩き回る様子を来館者に間近で観察してもらうイベント「エスケープペンギン」が始まった。26日夜には水族館を支援する会員を対象に先行披露され、よちよち歩く可愛らしい姿に歓声が上がった。
イベントの主役はケープペンギン。南アフリカのケープ地方に生息し、同館では15羽を飼育する。数羽が水槽からいなくなったとの設定で来館者には開始時間を知らせず突発的に始まり、館内には「逃げ出した」ことを伝える放送も流れる。
26日の先行公開は通常の営業時間が終わってから開催され、同館の活動を支援する「サポーターズパスポート」を持つ約300人が参加。人の膝丈ほどの2羽がフロアに現れ歩き始めると、盛んにカメラを向けた。
宇多津北小2年の峯尾泰平さん(7)は「近くで見られて良かった」とご満悦。一緒に来館した母、幸代さん(45)も「新型コロナウイルスへの対策も安心でき、久々に家族で楽しめた」と喜んでいた。【川原聖史】