「羽生結弦は助走をしない」「羽生結弦は捧げていく」などの著書で知られるエッセイストの高山真(たかやま・まこと)さんが死去した。5日、集英社新書編集部の公式ツイッターで発表された。
「『羽生結弦は助走をしない』『羽生結弦は捧げていく』をご執筆いただきました高山真さんがご逝去されました」と報告し「心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。
「高山真さんには2冊の新書や連載でたくさんの原稿をこれまでご執筆いただきました。残された美しい文章はこれからも多くの方に読み継がれることと思います」と感謝した。
高山さんは東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる。他の著書に「恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ」「愛は毒か毒が愛か」などがある。
2018年4月に肝臓がんの切除手術。今年1月のブログには、昨年は「手術前には想像もしていなかったほど、いい体調で1年を過ごすことができた、本当にいい年でした」とつづっていた。