盗難や落書き被害は100件以上…38歳小学校教諭の子供じみた言動

やることが「ガキ」だ。

勤務先の東京都あきる野市立増戸小学校で児童3人の上履きを隠したとして、同小教諭の井上浩一容疑者(38)が15日、器物損壊の疑いで警視庁五日市署に再逮捕された。

井上容疑者は都内の私立小4校に勤務し、2017年に同校に赴任。以来、校内でリコーダーや文房具、上履きの盗難、落書きなどの被害が約100件あった。井上容疑者は早朝や児童が帰宅後、教室に入って犯行を繰り返していた。

「落書き、靴隠し、物隠しですから、まさか教諭の犯行だとは誰も想像していませんでした。問題を放置していたのではなく、いたずら書きされた時間を特定するよう子供たちに聞き取りをしたり、3年間、ずっと丁寧に対応してきました。子供たちがやったことと思っていたのに、それでもいつも解決しないことがあったため、指導の問題と捉えていました」(学校関係者)

先月、平仮名で「しね」「きしょいよきみ」と書かれた児童の防災ずきんと文房具が見つかり、同校が9月23日、同署に相談。井上容疑者の関与が浮上し、同26日に器物損壊容疑で逮捕された。

その後、署員が更衣室の井上容疑者のロッカーをガサ入れしたところ、中から同校のゲタ箱に入れてあった右足用の上履き3つが見つかった。井上容疑者は今月15日付で処分保留となり、釈放されたが、同日、再び留置場送りとなった。

当初は調べに対し、「自分が学校に朝一番に来ている。同僚は仕事をしていない。ほかの教員があまり仕事をしないので、憂さ晴らしにやった」と供述していたが、再逮捕後は一転、「心当たりはない」と容疑を否認している。

「(井上容疑者は)子供たちに教えること以外にも、もろもろの行事や生活指導、委員会活動なども的確に対応していました。校長からの評価や信頼度は高く、だからこそ6年生の担任を任されていました。6年生は思春期に入りかけなので、難しさが出てきます。若い先生や力量のない先生ですと、子供から見透かされてしまいます。どこの校長もしっかりした、できる先生に任せたいという気持ちがあります」(前出の学校関係者)

教師の仕業だったことが判明し、子供たちもかなりショックを受けているという。

同僚教師に対する憂さを晴らすために関係のない児童を傷つけ、物を奪うなどお門違いも甚だしい。