三菱電機で新入社員ら12人がクラスター 兵庫・尼崎で研修参加、会食

兵庫県は28日、同県尼崎市の同じ敷地内にある三菱電機の伊丹製作所と通信機製作所で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。10代の新入社員11人と30代の男性社員1人でいずれも社内研修に参加し、一部は会食していたという。県が感染の経緯を調べている。
県や同社によると、研修後の20日、新入社員2人に発熱などの症状があり、PCR検査で感染を確認。同じ研修に参加していた30人を27日に検査し、新たに10人の感染が判明した。同社広報は「調査中なので、研修の開催時期や内容については回答を差し控える」としている。【藤顕一郎】