約12年前に静岡県焼津市のコンビニエンスストアで男が現金を奪って店員にけがをさせた事件があり、焼津署と県警捜査1課は27日、川崎市川崎区浅田、無職三井治容疑者(63)を強盗致傷の疑いで逮捕した。
発表によると、三井容疑者は2008年12月2日未明、焼津市西小川のコンビニで、40歳代だった男性店員に刃物を突きつけ「金を出せ」などと要求し、店員ともみ合いになって軽傷を負わせたうえ、レジなどの現金約19万円を奪った疑い。認否を明らかにしていない。
強盗致傷罪の公訴時効は15年となっている。現場の証拠や痕跡を見直したところ、昨年になって逮捕に結びつく新情報を得たという。三井容疑者は当時、焼津市内に住んでいた。