鉄パイプ落下で通行人死亡 建設業者2人を業過致死容疑で書類送検 和歌山

和歌山市で2019年、工事中のビル屋上から落下した鉄パイプが直撃し、通行人の男性が死亡した事故で、和歌山県警は16日、元請けの建設業者「SIGN TAKASE」(和歌山市)の男性代表(43)と、下請けの建設会社「ヒロケン」(同市)の男性社長(38)を、業務上過失致死容疑で書類送検した。
送検容疑は19年11月19日、和歌山市十三番丁の12階建てビル屋上で工事用の足場を解体作業中、落下防止ネットの結び目が外れていたのに確認を怠るなどし、鉄パイプ1本(長さ約1・5メートル、重さ約5キロ)を誤って落下させ、路上を歩いていた大阪市の男性銀行員(当時26歳)に直撃させて死なせたとしている。
この工事現場では、事故の4日前にも鉄パイプが落下していた。和歌山労働基準監督署は20年5月、安全管理を怠ったとして、2人を労働安全衛生法違反容疑で書類送検している。【木村綾、橋本陵汰】