サッカー選手も陽性、知事「全国の感染拡大が押し寄せている可能性」

愛媛県は15日、6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。サッカーJ2・愛媛FCの選手や松山市立小学校の教諭らが含まれ、試合中止や臨時休校が決まった。県内での感染確認は計129人になった。中村知事は記者会見で「全国の感染拡大傾向が愛媛に押し寄せている可能性がある」と注意を呼びかけた。
6人のうち、14日に感染が確認された3人は、愛媛FCの20歳代男性のほか、いずれも松山市に住む20歳代と50歳代の男性。残る3人は15日に感染が判明し、松山市立小学校の教諭は性別や年代を非公表とし、あとの2人は公表内容を調整中という。
愛媛FCの選手は、13日の練習参加後に発熱や頭痛があり、14日に陽性だと判明した。1日以降、試合で東京、千葉、静岡、福岡の各都県に行き、8日のジュビロ磐田戦(静岡)は前日までに磐田の選手3人の感染が判明したが、3人や濃厚接触の疑いがある選手を除いて試合が行われた。
小学校教諭は12日まで勤務し、その日の夕方に寒けを感じた。13日以降に発熱もあったため、医療機関を受診し、15日に感染が確認された。松山市教育委員会は、勤務先の小学校の児童や教職員に自宅待機を求め、16日以降、感染が拡大していないことが確認されるまで臨時休校とする。
ほかの感染者は、12日に感染が公表された四国ガス社員の同僚の20歳代男性1人と、新たな感染事例となる松山市内の50歳代男性ら3人。濃厚接触者らの検査を進めるという。
一方、県は、13日に感染を発表した10歳代の学校関係者について、濃厚接触者ら全41人が検査で陰性だったと明かした。この学校は16日に再開する。